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【いまが旬】甘いジャム作り 梅の日にいかが(小梅)

カテゴリ : いまが旬
紀南地方特産の小梅が市場に出始めました。黄色や薄緑の実が今年もきれいです。平年より早めに収穫が始まりましたが、順調に育って豊作が期待されます。大きさは約2~3センチで果肉や皮がやわらかい。糖度も高いため梅干しだけでなく、ジャムやシロップなどの加工品にも適しています。
 スーパーに並んでいるのはかたいもの、やわらかいものなど様々ですが、熟す前のかたいものの方が梅干し向きです。熟してやわらかくなったものはジャムやシロップなどに使えます。ラッキョウとの酢漬けもやわらかさが増し、おすすめ。さわやかな酸味がある梅ジュースを作ってもいいですね。
 ところで、6月6日の「梅の日」はご存知でしょうか。1545年、後奈良天皇が京都・賀茂神社の例祭に梅を献上した故事にちなみ、生産団体や市町でつくる「紀州梅の会」が2006年に制定しました。この日にジャムやシロップ作りなど梅に親しんではいかがでしょうか。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-06-19 14:48:25

【いまが旬】栄養がたっぷり 春は豆ごはんに(紀州うすい)


えんどう豆の「紀州うすい」が入りました。初夏までのえんどうは、豆の実が太っています。これで豆ごはんを炊くといい香りが立ちこめるんです。食べるとほくほくとした食感で、甘みが口いっぱいに広がります。「旬」を炊き込んでみませんか。
 紀州うすいは、グリーンピースを改良した品種で、さやは皮が薄く、青臭さが少ないのが特徴です。県内では日高、印南地域で栽培され、関西地方を中心に流通しています。店で選ぶには、さやがふっくらしていて全体に張りがあり、きれいな黄緑色や緑色のものがよいです。
 カロテンやビタミン、カリウム、鉄分、葉酸など栄養価が豊富です。おすすめの調理メニューは、冒頭で触れた豆ごはん。さやから出して時間が経つと風味が落ちるので、取り出したらすぐに下ごしらえしてください。豆とごはんを混ぜ合わせて炊くのがおすすめです。色よくゆでた豆を炊きあがったごはんに加えてもよいでしょう。カレーやパスタに加えるだけで季節感たっぷりの春メニューになります。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-05-15 10:51:04

【いまが旬】免疫力を高める 春オクラいかが


夏のスタミナ野菜として人気のオクラですが、ハウスで育てられた「春オクラ」が入りました。鹿児島産です。未熟でやわらかいうちに収穫され、食感がとても良いです。
 ネバネバ成分は腸の調子を整え、免疫力を高めます。糖の吸収を緩やかにし、血中コレステロールを下げる効果もあるとされます。買う時は、産毛がびっしりと生えて切り口がみずみずしいものを選んでください。あまり大きいものは種が硬いので、小ぶりのものがおすすめです。購入後は野菜室で冷やし、長期保存は冷凍も可。調理する前に塩でこすると産毛が取れてきれいになります。
 春や夏に限らず、牛肉と炒めても、カレーライスに入れても、ミョウガとのかき揚げでも、生のままサラダにあえても、どう食べてもおいしいのがオクラです。切り口の五角形がレンコンに似ているので「オカレンコン」ともいわれます。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-04-26 11:25:37

【いまが旬】あく抜きのコツ 皮つけたままで(タケノコ)

カテゴリ : いまが旬
和歌山市内の桜は例年より早めに満開になりました。山東地区のタケノコも例年より7日ほど早い出荷となり、花も野菜も互いに意識しているかのようです。
 今週紹介するのは、タケノコです。からっと揚げた天ぷら、ホクホクのご飯、煮物など、4月中旬まで楽しめます。
 スーパーや市場などでは、皮が薄茶色で穂先が黄色がかり、背丈は短くて太い物を選んでください。さらに根元の切り口が白くてみずみずしいものがやわらかく、おすすめです。
 購入後はまず、皮をつけたままあく抜きをするのが調理のコツです。たっぷりの水に米ぬかを入れて約1時間、ゆがくとえぐみが抜けます。うまみが逃げずに染みるので、ゆで汁ごと容器に入れて冷蔵庫に。2日ほどで食べきると味は落ちません。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-04-04 11:04:06

【いまが旬】風邪の予防や疲労回復期待(生成り八朔)

カテゴリ : いまが旬
市場は、相変わらず大きな動きがありません。
 今週は生成りハッサクを紹介します。気に実らせたまま冬を越して完熟させます。一般的なハッサクに比べて出回る量が少ないですが、酸味が抜け、味がまろやかになります。4月ごろまで出回ってます。
 皮のツヤが良く、しなっとなっていない物、ずっしりと重い物を選んでください。ハッサクには、ビタミンCやアスパラギン酸、クエン酸が含まれます。風邪の予防や疲労回復、ストレス解消が期待できます。
 皮をむいてそのまま食べるほか、マーマレードにしたり、ハチミツ漬けにしたり。ケーキの上にのせてもいいですし、ヨーグルトと一緒に食べたり、フルーツサラダに入れたりしてもいいですね。皮をむいて冷凍しておき、夏にシャーベットのようにして食べてもおいしいです。
 直射日光を避けて風通しの良い、涼しい場所で保管してください。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-03-27 14:56:45

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