新年度になり、ようやく春らしく暖かくなってきました。花見の季節です。3月まで気温が低かった影響で、入荷量の少ない野菜が多く、全体的には高値基調ですが、春キャベツや新タマネギ、新ジャガといった「春野菜」は、スーパーにコーナーができるなど、にぎわっています。
中でもこの時期、おいしいのがタケノコです。湯がいてアクを出したり、ワカメやフキと一緒に炊いたりする一般的な食べ方もいいですが、今、一番のおすすめは鮮度のいいタケノコを皮ごと丸焼きにすること。網に載せて、皮が真っ黒になるまで焼くと、うまみが逃げず、歯ごたえが残って甘くなります。バーベキューにいいですね。
気温が低かった影響で、今年のタケノコの出荷量は前年の半分以下で単価も高いです。それでも、例年より遅い10日前後の出荷のピークに向け、価格は徐々に下がっていくでしょう。
おいしいタケノコの見分け方を紹介します。まずは短くて太いもの。そして、根の周りが白っぽく、切り口も白くてみずみずしいものがやわらかいです。収穫から1、2日経つと、えぐみが残ってしまいます。ぜひ、鮮度の良い生のタケノコを、ご自宅などで調理して味わってほしいです。(和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
上記記事は朝日新聞に掲載されました。

