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(いまが旬)辛みソフト、新ショウガ(2017.6.14)




  梅雨に入りましたね。夜の気温が低いので、順調だったキュウリやトマトなどの果菜類を中心に入荷が減少ぎみです。家庭菜園にも影響が出ているのではないでしょうか。
 今週は和歌山が全国2位の生産量を誇る新ショウガです。真っ白で先っぽが赤色をしています。根ショウガやひねショウガなどと呼ばれるショウガは新ショウガを低温貯蔵したものです。寝かせることで茶色っぽくあめ色になります。
 今出ているのはハウスもので、露地ものの旬は秋です。新ショウガは10月いっぱいまで楽しめますが、この時期のハウスものは太くて大きなものが多く、筋が少なくて歯切れが良く食べやすいですよ。
 新ショウガは辛みがソフトで水分が多め。料理を引き立たせてくれます。白くてつやがあり、みずみずしいものを買いましょう。
 この時期に甘酢漬けにして楽しむ家庭も多いのではないでしょうか。スライスした新ショウガを炊飯器に入れてご飯を炊くと、さわやかな風味が楽しめる夏向きのショウガご飯に。しょうゆやハチミツと一緒に煮込んでつくだ煮にすれば、ご飯のお供やお酒のあてにもなります。暑い季節に地元のさわやかな味を楽しんでほしいです。(和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:34:56

(いまが旬)南高梅、酸味さわやか(2017.6.7)


  そろそろ梅雨入りしそうな時期です。5月は降水量が少なかったですが作物の生育には影響なく、順調に入荷してきています。
 今週は和歌山が全国に誇る「南高梅」を紹介します。言うまでもなく生産量は日本一。全国で6割以上のシェアを誇りますが、市場に出回るのは1割ちょっと。業者と契約している生産者が多いです。
 5月中旬から小梅が出始め、6月に入り南高梅が出てきました。大きくて肉厚、梅干しになって縮んでも可食部分が多いです。赤い実は熟していてやわらかく梅干し向き、青い実は酸味があり梅酒やジュースに向いています。
 梅をいったん冷凍室で凍らせた後に梅酒やジュースにすると、梅のエキスがよく出るそうです。またご飯を炊くときに梅干し2、3個と梅酢を少し炊飯器に入れると、梅の風味が広がります。魚の煮付けに梅干しを入れれば、臭み取りにもなります。
 スーパーで梅の実が買えるのは今から2~3週間くらいです。健康にも良いので、梅干しや梅酒、梅ジュースなど、ご家庭の味でさわやかな酸味を楽しんでください。
 (和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。

2017-08-01 16:27:16

(いまが旬)1年楽しめるラッキョウ漬け(2017.5.31)




  月末ということで仕入れを控えているスーパーもあり、市場の動きはおとなしいです。ただ、先週は久しぶりに雨が降って野菜の収穫も増え、露地栽培の野菜は潤沢に入荷しています。
 今週はカレーのお供であるラッキョウを紹介します。血液サラサラ効果もあると言われていて、健康にもいいそうです。ゴールデンウィーク明けに出始め、今が旬真っ盛りです。
 買ってきたラッキョウを塩漬けや甘酢漬けにして楽しむご家庭も多いですよね。漬物にしておつまみにしたり、刻んで薬味にしたり。しょうゆを入れると風味が変わりますし、ハチミツで漬けて甘くすることもあります。刻んだラッキョウを炒め物やギョーザに入れて風味を出すプロの料理人もいます。
 スーパーで選ぶ際は、丸くて小粒のものが食感が良いです。切り口が締まっているものもいいですね。
 和歌山ではあまり栽培されておらず、鳥取や宮崎、福井での栽培が多いです。
 旬真っ盛りの初夏のラッキョウを漬けて、1年間楽しんでください。浅漬けにしたりしっかり漬けたり、お好みで家庭の味を追求するのもおもしろいかもしれません。(和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:26:10

(いまが旬)山椒の実、さわやか大人の味(2017.5.24)




  暑くなってきて市場の入荷量が増えてきています。ジャガイモなど一部の品目を除いて、野菜の価格は低めの状況です。
 今週は和歌山県が全国で7割のシェアを誇る山椒(さんしょう)の実を紹介します。有田川町で多く栽培され、今週が出荷のピークです。旬の時期が短く、5月中旬から1カ月ほどです。
 生産量は日本一ですが、県内での消費は意外と少ないんです。山椒の粉はウナギや焼き鳥に香辛料として使いますよね。山椒の実は魚や肉を煮込むときに入れると、くさみ取りになってまた違った香りが楽しめます。しょうゆ味の料理に香りが合うと思います。様々な使い道があって、和洋問わず考えて使えば、料理のバリエーションだけでなくグレードが上がります。
 山椒は日本が世界に誇る香辛料です。ここ数年、ヨーロッパのチョコレートメーカーが県内を訪れており、スイーツやフランス料理でも注目されています。アクアパッツァなどイタリア料理で蒸し焼きにするときに使うのもいいですよ。
 食べるのは旬真っ盛りの今月中がおすすめ。山椒の良い香りとさわやかな大人の味を楽しんでください。(和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:24:10

(いまが旬)みずみずしい高原レタス(2017.5.17)




  先週に引き続き市場の動きは落ち着いています。特にトマト、キュウリ、ピーマンなどは動きが鈍いです。天候がよく入荷量は安定していますが、大型連休の反動で消費が減っているためです。
 今週はレタスを紹介します。今が夏場の旬で、一番おいしい時期。特に標高が高いところで育った長野県産のレタスがおすすめです。苦みがなく、葉の巻き具合もちょうどよくてみずみずしいですよ。連休明けから徐々に増えてきて、価格も下がってきています。
 売り場で選ぶときは、あまりずっしりと重くないものを選びましょう。軽すぎてもだめです。上から押さえて弾力があり、やわらかく沈む程度。あとは芯が大きくないものがいいです。
 これからの暑い時期、サラダをメインに活躍してくれます。生食が基本ですが、火を通すならレタスの食感を残すのがおすすめ。手で裂いて調理した方がレタスの食感が生きます。レタスチャーハンや春巻きの皮の代わりにしたり、しゃぶしゃぶでさっとくぐらせて肉や魚を包んで食べたりするのもいいですね。
 長野県のレタスは秋まで出回ります。一番おいしいこの時期の高原レタスを楽しんでください。(和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:22:50

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