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【いまが旬】山形サクランボ そのまま食べて

カテゴリ : いまが旬
市場の動きは弱く、野菜は安値傾向です。ここのところ朝晩涼しくて日中は暑く、雨も多いなど天候不順が続いています。畑の作物の傷みが心配です。
 今週はサクランボを紹介します。写真は山形県産。山形県は霜や台風の被害が比較的少ないなど条件に恵まれていることから全国一の生産量を誇っています。収穫期は梅雨時になりますが、梅雨のうっとうしさを吹き飛ばすように実は真っ赤に色づき、味は甘酸っぱく爽やか。ぷりっとした食感も魅力です。
 お店で買うときには、粒が大きく、皮にツヤと張りがあり、色が鮮やかなものを選んでください。軸が茶色いのは古いので、青いものを。水洗いして、20~30分冷やして食べるとおいしいです。購入して3日ぐらいを目安に、早めに食べましょう。保存する場合は、乾燥しないようにクッキングペーパーなどに包んで冷蔵庫に入れてください。
 シロップ漬けやシャーベットなどのデザートやジャムにしてもおいしいですが、そのまま食べて味わうのが一番。デザートや飲み物に添えるだけでも食卓を華やかにしてくれますよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-07-11 12:56:28

【いまが旬】夏の疲れ回復に 緑鮮やかな枝豆

カテゴリ : いまが旬
市場は安値で安定しています。新型コロナウイルスに伴う自粛が県内でも緩和されて、外食や食品加工業界の動きも出始めました。これから学校給食用の需要も増えてくるでしょう。回復を期待しています。
 今週は、ビールのおつまみなどで人気の枝豆です。枝豆は「畑の肉」と言われる大豆を若いうちにとったもので、青い状態で枝付きのまま収穫することから「枝成り豆=エダマメ」と呼ばれるようになったと言われています。
 ビタミンB1、B2、たんぱく質が豊富で、ビタミンCもたっぷり。夏の疲れを回復するのにもってこいの食材です。さやがふっくらとして緑色の鮮やかなものを選びましょう。購入後は早めに食べてください。
 さやの端を少し切って塩ゆでしておつまみとして食べるのがおすすめ。甘いマメの味をそのまま楽しめます。サラダに入れても夏らしい彩りになりますね。タマネギと一緒にかきあげや、ちょっと固めにゆでてから炊き込みごはんにしても美味。すりつぶして餅にからめた「ずんだ餅」は子どものおやつにどうぞ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-07-04 12:58:36

【いまが旬】みずみずしく 辛みさわやか 新ショウガ

カテゴリ : いまが旬
そろそろ梅雨入りしそうな時期ですね。市場の動きは落ち着いています。野菜は入荷量、価格ともに安定していますが、梅雨入りすると作業ができない日が多くなって入荷が不安定になります。梅雨の長さや雨の量も作物の生育に影響するので、関係者は気をもむ季節になります。
 これから暑くなる夏に、落ちてくる食欲を増進させるのが新ショウガです。和歌山は高知県などとともに全国有数の産地です。ほとんどが和歌山市で作られており、砂地を利用したハウス栽培が盛ん。繊維が少なくみずみずしい歯ごたえでさわやかな辛さが自慢の食材です。10月ぐらいまで出回ります。
 辛み成分は体を温め、血行促進や新陳代謝を高める作用も知られています。風味は皮に多く含まれるため、すりおろすときは皮ごとがおすすめ。肉や魚の生臭さも消してくれます。
 調理の定番は甘酢漬け。かつお節と一緒につくだ煮にしたり、かき揚げやツナサラダに混ぜたりしてもおいしいです。おすすめは炊き込みご飯。鶏肉やタコ、油揚げなどと一緒に炊いて香りを堪能してください。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-06-27 11:52:23

【いまが旬】甘い甘い夏野菜 スイートコーン

カテゴリ : いまが旬
市場は、野菜の入荷がちょっと少なくなっています。産地が入れ替わってまもなく群馬からキャベツが、長野からハクサイがたくさん入ってくるでしょう。新型コロナウイルスの影響は続いています。スーパーは動いていますが、外食産業はまだ見えません。
 今週は、夏野菜代表のスイートコーンを紹介します。写真は宮崎産です。お盆前になると、長野や北海道のものが入ってくるようになります。名前通り甘さがあって、ミネラルや食物繊維も豊富です。
 お店で選ぶ際は皮の緑色が濃いものを。ひげの色が茶色がかっている方が食べ頃です。ひげ1本ずつが粒一つずつにつながっているので、ひげがふさふさしていれば粒が先までつまっているのがわかります。買ったらできるだけ早くゆでてください。保存する場合は冷凍庫に入れるように。
 ゆでたり、蒸したり、焼いたりと調理はさまざま。粒を取って卵とスープにしても、お好み焼きに入れても際立つ甘さが味わえます。おすすめはトウモロコシご飯。粒を取った芯も一緒に炊けば、風味が一層引き立ちますよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-06-27 08:55:03

【いまが旬】軽めがお薦め 高冷地レタス

カテゴリ : いまが旬
少雨の影響から、市場は野菜の入荷が少なめです。これまで入荷増だった分、今は需給のバランスがよくなって価格は安定しています。新型コロナウイルスは俄然出口が見えません。日常生活が再開されていけば売り買いも持ち直すでしょうが、先行きが心配です。
 夏を迎え、高原野菜の季節が始まりました。今週は長野産レタスを紹介します。写真は、標高800メートルの高冷地で栽培されたレタスです。暑くなるにつれ、産地の標高は高くなります。しばらくすると高原レタスの産地として有名な八ヶ岳でつくられたものが入ってきます。10月ごろまで長野産が出回り、それ以降は徳島、香川、茨城が主になります。
 買う際は切り口の芯を見てください。芯の大きさが500円玉より小さいものを選ぶといいでしょう。芯の色が白く、重さは軽め。葉の巻き方はやんわりとして弾力があるものを。鮮度がいいサインです。
 サラダにして、みずみずしさを味わってください。チャーハンの具や、湯にくぐらせ豚肉や魚を手でちぎったレタスで包んだ「冷しゃぶサラダ」もおいしいですよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-06-06 13:28:54

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