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【いまが旬】三宝柑 春の味 爽やかな甘さ

カテゴリ : いまが旬
市場は、入荷が全体的に少なく、野菜の販売単価はやや高い傾向です。
 今週は、三宝柑を紹介します。和歌山が原産地なのを知っていますか。全国の9割以上が県内で生産され、そのうちの約3分の2が湯浅町で生産されています。皮はむきやすいのですが、種が多いのがたまにきず。口に含めば爽やかな甘さが広がり、春の味覚を代表する食材です。和歌山ではお彼岸に供えるのが一般的になっているようです。
 名前の由来は、江戸時代に三方(三宝)と呼ばれる器に載せて紀州の殿様に献上されたことから、と伝えられています。紀州藩士の邸内にあった木が原木とされ、珍しい種類のために藩外に持ち出して栽培することが長く禁じられていたとも言われています。
 皮の表面につやと張りのあるものを選んでください。そして持った時にずっしりと重いものを。葉があったら枝にしっかりついていることも目安になります。保存は、冷暗所に置けば数日は大丈夫です。
 ジュースやシャーベット、マーマレードなどに。お酒に注いでカクテルにしてもおしゃれですよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。


三宝柑
↑かわいい
2020-03-28 13:17:41

【いまが旬】キヌサヤエンドウ 春引き立てる緑色

カテゴリ : いまが旬
3日はひなまつり。子どもも大好きなちらしずしの具になるタケノコやレンコンなどが市場で人気を集めています。
 今週紹介するキヌサヤエンドウもその一つ。種子が大きくならない未熟なうちに取ってサヤを食べるエンドウの呼び名です。ちらしずしの上に乗せれば、鮮やかな緑色が春らしさを引き立ててくれます。日高地方の印南町、御坊市、みなべ町は全国有数の産地です。ハウス栽培の出荷最盛期と語呂合わせから、3月8日は「さやえんどうの日」とされ、PR活動が盛んなようです。
 名前のごとく絹織物のように柔らかい。シャキッとした歯触りでほのかな甘みがあります。
選ぶ際は、緑色が濃く、中の実が感じられないほどうすいものを。乾燥に弱いので、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保管して下さい。
 調理法は、野菜炒めや卵とじ、煮物、かき揚げにしてもいいですし、茶碗蒸しやみそ汁に入れてもおいしい。サッと湯がいてサラダ感覚で食べるのもいいですね。柔らかいサヤの食感を楽しみながら、春の訪れを感じて下さい。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
2020-03-19 13:21:42

【いまが旬】キュウリの食感 生かすなら生食

カテゴリ : いまが旬
市場の動きはほとんど変わりません。野菜はなお安値の傾向が続いています。
 今週はキュウリを紹介します。年間を通して最も消費される野菜の一つ。県内では日高地方と紀の里地区を中心に栽培されています。カリウム、ビタミンCなどを含み、食物繊維が豊富。緑が濃く、シャキッとした歯ごたえで、水分たっぷり。みずみずしい口当たりがこの食材の持ち味です。
 そんな食感を生かすなら、もろきゅうやサラダなど生食が最適。漬物や酢の物にするのも定番ですね。塩昆布やツナ、ひじきなどとあえても簡単においしく食べることができます。キュウリの豚肉炒めなど中華の食材としてもおすすめ。熱を加えるとひと味違うおいしさに。ベーコンや干しエビと炒めれば、手軽なおつまみになりますよ。
保存方法は、キッチンペーパーなどでまわりの水分をよく吸い取ってから、乾燥しないようラップなどに包んで冷蔵庫に入れてください。横にしておくと曲がりやすいので、立てておくのをおすすめします。2~3日で食べきるのがベストですよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-02-20 11:58:17

【いまが旬】暖冬で生育早くダイコン大ぶり

カテゴリ : いまが旬
市場の野菜は過剰生産ぎみで安いままです。当分、こういう状態が続きそうです。
 今週はダイコンを紹介します。県内では有田地域など水はけの良い砂地で栽培されており、きめ細かくみずみずしく、甘みのあるダイコンが収穫されます。砂地でつくられるので生育にストレスがかからず、スラッと真っすぐとしたものになりやすいです。11月中旬から2月下旬が旬ですね。
 今年は暖冬なので、すべての野菜に言えますが、生育が早い傾向があります。ダイコンも大ぶりのものが多くなっています。どの野菜も収穫の時期が早まっているので、今年はもしかしたら春野菜の登場も早いかもしれません。
ダイコンはツヤがあって硬いものが新鮮です。葉にも注目してください。青くみずみずしいと収穫からまだ日が浅いです。黄色くなってきたら日が経ってきた証拠です。
 保存する時には葉は落としてくださいね。水分を飛ばさないように冷蔵庫に入れておけば1週間くらいは大丈夫ですよ。暖冬とは言っても寒いですから、味の染みたおでんで温まってください。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-02-01 12:00:29

【いまが旬】白菜豊作 鍋で楽しんで

カテゴリ : いまが旬
市場は全体的に安くなっています。年末の動きも収まり、作物の収穫状況も順調です。
 今週は白菜を紹介します。結構、県内で栽培されているんですよ。産地を変えながら周年で出回りますが、やっぱり旬は冬。県内では11月ごろから収穫が本格化します。今年は台風の影響もなく、温暖な気候が続いているので、例年より大きく、豊作傾向にあります。ここ最近になって冷え込み、やや霜が降りるようになってきました。どんな野菜でも寒い時に甘みが増します。いまがおいしいタイミングですね。
 葉がしおれていなくて光沢のよいものが新鮮です。持ったときにずっしりと重いものがいいですよ。中身がぎっしりと詰まっている証拠ですからね。保存する時は新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に入れてください。適切に保存すれば1ヶ月くらいは持ちますよ。
 おみそ汁やサラダなど調理方法はたくさんありますが、いまの時期だとお鍋がおいしいですよね。ザクザクと切って入れてトロッと軟らかくなった白菜をお鍋のつゆと一緒に楽しんで温まってくださいね。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
2020-01-17 11:06:57

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