市場は、相変わらず動きがありません。新型コロナウイルスが落ち着いて、加工、業務用が復活しないとなかなか難しいでしょう。
今週は干し柿のころ柿を紹介します。自然乾燥させた後、低温、低湿の室内で数日置くことで糖分が表面に浮き出し、結晶化して白い粉をふきます。ただ、産地によって干し方はいろいろあるようです。
旬は12月から2月下旬ごろ。マンガン、カリウムなどが豊富で美容に良いと言われます。そのまま食べてもいいですが、ダイコンとの酢の物やなます、生ハム巻きや赤ワイン漬けにしても面白いでしょう。チーズと一緒にお酒のおともにも。ジャムにもできるそうです。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。