【いまが旬】赤み濃く鮮やか 露地育ち高評価(ニンジン)
カテゴリ : いまが旬
今週は、ニンジンを紹介します。和歌山市の河西、名草の両地区の露地栽培で育てられ、5月後半ごろから収穫が始まっています。露地で育ったニンジンの品質は高く、出荷先の京阪神の市場などから高い評価を得ています。
店では、赤みが濃く鮮やかなものを選んでください。感触がなめらかなものもよく、茎の切り口が小さく、茶色に変色していないこともポイントです。保存する場合は、頭とお尻の部分を切り落とし、新聞紙などに包んで冷蔵庫の野菜室に入れてください。
食べ方は、甘みがあるのでいろいろな料理に使えます。甘辛で味付けしたさつま揚げとのきんぴらは、ご飯が進みます。タマネギとの天ぷらもおすすめです。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2022-08-13 11:01:39
【いまが旬】完熟で糖度上々 赤く輝く高級品(マンゴー)
カテゴリ : いまが旬
今週は、宮崎産のマンゴーを紹介します。マンゴーのなかでも、完全に熟し、自然に枝から落ちるのを待って収穫するものを「完熟マンゴー」と呼びます。
さらに、その「完熟」のなかでも、重さが350グラム以上、糖度が15度以上で色や形ともに優れたものは、「太陽のタマゴという」高級品に認定されます。県内では、「完熟」「太陽」とも7月ごろまで出回ります。
赤く色づき、糖度も上々の高級品とあって、大きさにもよりますが、「完熟」は一玉で5500円前後、「太陽」は一玉で1万円前後になります。食べ方は、プリンやタルトに絡めてもよいですが、そのままが一番おいしいです。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2022-07-16 09:32:24
【いまが旬】みずみずしく 葉がやわらか(白菜)
カテゴリ : いまが旬
今週は、春白菜を紹介します。冬場の白菜は、寒くなるほど葉に蓄えられた養分が糖化して甘みのあるものになります。一方で、いまの時期に出荷される春白菜は、みずみずしく葉がやわらかいので、それを生かすサラダや漬けものがおすすめです。11月ごろから栽培が始まり、3~6月ごろに収穫されます。
店では、葉に斑点がなく色の濃いものを選んでください。使い切れなかった場合は、新聞紙などで包み、野菜室へ。あるいは玄関やベランダなどの日の当たらない場所で保存してください。
ほかの食べ方としては、豚ひき肉や長ネギ、ニンジン、干しシイタケなどを巻いた和風ロールは、ご飯のおかずにぴったりです。厚揚げとの炒め物もおいしいです。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2022-06-25 09:12:03
【いまが旬】三宝に載せ珍重 殿様への献上品
カテゴリ : いまが旬
今週は、三宝柑を紹介します。皮はやわらかく、むきやすいのですが、種が多いという欠点もあります。ただ、苦みがなく、さわやかな香りがする果実で、食べるなら、春の季節にぴったりです。
江戸時代に和歌山城外不出の果実として栽培され、三方(三宝)と呼ばれる器に載せて珍重されていたそうです。殿様への献上品のため、一般の人は栽培できなかったことから、いまだに県外での知名度は低いようです。
店では、皮の表面につやと張りのあるものを選んでください。また、ずっしりと重く感じるものも購入する目安になります。表面にしわが増えているのは、鮮度の落ち始めです。
ジュースやシャーベットがおすすめですが、皮ごとマーマレードにしても。お酒好きならカクテルに使えば香りが最高です。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2022-05-14 10:16:56
【いまが旬】三宝に載せ珍重 殿様への献上品
カテゴリ : いまが旬
今週は、三宝柑を紹介します。皮はやわらかく、むきやすいのですが、種が多いという欠点もあります。ただ、苦みがなく、さわやかな香りがする果実で、食べるなら、春の季節にぴったりです。
江戸時代に和歌山城外不出の果実として栽培され、三方(三宝)と呼ばれる器に載せて珍重されていたそうです。殿様への献上品のため、一般の人は栽培できなかったことから、いまだに県外での知名度は低いようです。
店では、皮の表面につやと張りのあるものを選んでください。また、ずっしりと重く感じるものも購入する目安になります。表面にしわが増えているのは、鮮度の落ち始めです。
ジュースやシャーベットがおすすめですが、皮ごとマーマレードにしても。お酒好きならカクテルに使えば香りが最高です。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2022-05-14 10:16:56