【いまが旬】エビを包んで 蒸しても美味(ハクサイ)
カテゴリ : いまが旬
今週は、ハクサイを紹介します。冬の食卓での出番が多くなる野菜と言っても過言ではないでしょう。年中全国各地から入荷しますが、寒くなると、やわらかく甘くなるのが特徴です。
食物繊維やカリウムを多く含み、動脈硬化や塩分の取りすぎを防ぐ働きがあるとされています。店では、切り口が白く、重さがあるものを選んでください。余った場合は新聞紙に包み野菜室で保存するのがよいですが、鮮度があるうちに早めに食べてください。甘みがあるのですき焼きやみそ汁に最適ですが、これからの季節は鍋もので大活躍します。サラダにしたいならピーマンとタマネギをさっとゆで、リンゴと合わせるとやさしい味になります。エビを包んで蒸してもおいしいです。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2022-02-12 10:21:28
【いまが旬】寒さと霜に耐え 甘くやわらかく(ほうれん草)
カテゴリ : いまが旬
今週は、和歌山産のホウレンソウです。砂地で育ち、寒くなって霜が降りると、やわらかくなり甘みも増します。3月ごろまで出荷が続きます。カロテンやビタミンC、カルシウムなどを含み、栄養は満点です。鉄分も多く貧血や老化を抑える効果があるとされています。
お店では葉がしおれていないものを選んでください。長期保存したい場合、解凍後の食感を良くするためにも、下ゆでしたあとはしっかりと水分を切ってください。
食べ方は、手っ取り早くメインのおかずにしたいなら牛肉とのガーリック炒め、ブランチならキッシュがおすすめです。ワインなどで下味をつけたエビとのソテーは色鮮やかに仕上がります。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2022-01-15 10:10:03
【いまが旬】甘くてやわらか 煮物やスープに(布引だいこん)
カテゴリ : いまが旬
今週紹介するのは、和歌山市布引地区で栽培されている大根です。見た目はまっすぐに伸びていて、太いです。水はけの良い砂地で育てるため、きめ細やさやみずみずしさがあります。甘くやわらかいのも特徴で、「布引だいこん」の名で知られています。これから2月下旬ごろまで出回ります。
店では、張りとつや、重みがあるものを選んでください。保存する際は、湿らせた新聞紙に包むと乾燥を防ぐことができます。おいしくいただける目安は保存して2週間程度。半月切りにして水気を拭いて冷凍しておくと。おでんや煮物に使いやすいです。
私のおすすめは、牛すね肉と乱切りにした大根との和風スープ。寒い日にうってつけです。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-12-25 09:59:43
【いまが旬】鮮やかな黄緑色 弾力あるものを(春キャベツ)
カテゴリ : いまが旬
今週は春キャベツを紹介します。季節は冬になるというのに?と思うかもしれません。名前に「春」と付きますが、寒い時期に食べるのが一番おいしく、甘みも強い。巻きがゆるく、葉が柔らかいのが特徴。4月ごろまで市場に出回ります。写真は和歌山産です。
ビタミンCやカルシウムを多く含んでいます。店で選ぶ時は、鮮やかな黄緑色で、弾力があるものを保存する場合は、乾燥に気をつけてください。新聞紙に包んでから野菜室に入れるとよいでしょう。
食べ方は汁の具、漬物、煮物などいろいろありますが、ニンジン、プチトマト、クレソン、炒めたベーコンとともに盛った生サラダがおすすめ。柔らかさと甘みが楽しめます。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-12-25 09:42:46
【いまが旬】天ぷらや浅漬け お米代わりにも(カリフラワー)
カテゴリ : いまが旬
今週は、長野産のカリフラワーを紹介します。見た目がブーケのようにかわいらしく、「花野菜」の呼び名もあるほど。白いものが一般的ですが、紫やオレンジなど色が付いた品種もよく出回ります。
栄養価も白いものより色付きの方が高く、ビタミンCが豊富。店では、硬く締まっているものを選びましょう。日持ちしないので早めに食べてください。
調理方法は、パスタやカレーに入れたり、天ぷらや浅漬けにしたりしてもおいしいです。最近はお米の代わりにするカリフラワーライスも注目されています。サクサクして食べ応えがあります。カシューナッツやオリーブオイル、白みそ、パセリなどで味を調えてください。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-11-02 09:33:05