天候不良の影響で、野菜は品不足が続いています。そのためやや高値の傾向になっています。まだ暑いですが、秋はもうすぐ。涼しくなれば増すのが食欲。果実ではまもなく柿が入荷してきます。秋の味覚が楽しみですね。
今週は里芋です。県内産は9月前半ぐらいまで出回ります。お月様を連想させる白くて丸い里芋は、9月のお月見のお供え物としても人気。きめ細かさとねばりのある食感が持ち味です。ぬめりは、腸内環境を整え、免疫力を高めてくれる働きがあると言われています。生活習慣病を予防するのにもいいようです。
お店で選ぶ時は、ふっくらと丸く張りがあって、表面に傷がないものを。保存する際は、日の当たらない風通しのよいところに置くようにしてください。
調理は、煮っころがしや煮物、豚汁などが定番。油で揚げてもねばりとほっこりとしたやわらかい甘さが楽しめます。皮ごと蒸すのもおすすめ。指でつるっと皮をむいて軽く塩をつけて。ゆでてつぶした里芋に炒めた長ネギやベーコンを加えたサラダは、お酒のつまみにもなりますよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。