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【いまが旬】ブロッコりースプラウト 栄養満点の新芽 スムージーにも

カテゴリ : いまが旬
新型コロナウイルスの影響で、市場の野菜の売れ行きは安定していません。スーパーは動いていますが、外食や食品加工向けはさっぱりです。値段も上がったり下がったり。緊急事態宣言が出て、客足もしばらく遠のくでしょう。一日も早い終息を祈るだけです。
 ブロッコリースプラウトという野菜をご存知ですか。「スプラウト」新芽のこと。発芽して数日のブロッコリーの新芽で、人気が年々高まっています。ビタミンC、ベータカロチン、カルシウムなど栄養たっぷりで、食物繊維も豊富。解毒酵素を活性化させる成分「スルフォラファン」を含んでいます。病気に強い体をつくるために、できれば毎日食べてほしいですね。
 シャキシャキとした食感で、辛みはほとんどありませんから生食がおすすめです。トマトなどと一緒にサラダにするのがいいでしょう。ツナやサバの缶詰であえてもおいしいです。ミカン、バナナ、リンゴ、キウイなどのフルーツと小松菜といった葉野菜を加えて、ミキサーにかけたスムージーで朝の1杯なんていかが。エネルギーがみなぎってきますよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-05-09 09:27:25

【いまが旬】熟成「鳴門金時」甘みたっぷり


野菜が一段とおいしくなってきました。子どもたちにもたくさん味わってもらいたいのですが、新型コロナウイルスの影響で臨時休校が続き、給食も中止になったままなのが残念です。市場は需要の不安定から野菜の価格の変動が激しくなっています。
 今週はサツマイモの「鳴門金時」です。写真の鳴門金時は徳島産です。夏場に収穫後、甘さをさらに引き出すため貯蔵して、冬から春にかけて出荷します。熟成することで、より甘みが強くなります。
 全体がきれいな赤紫色になっていて、皮に張りがあるものを選んでください。表面があまりデコボコしていなくて太さが均一なものの方が、調理がしやすいと思います。保存は、新聞紙などで包んで風通しのよい冷暗所に置いてください。低温に弱いので、冷蔵庫には入れないように。
 焼き芋やふかし芋、大学芋、天ぷらなどにして、しっとりかつホクホクとした食感を楽しんで。焼き芋またはふかし芋を熱いうちに新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫で冷やした冷やし芋は、芋ようかんのような食感。余ればサラダにどうぞ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-04-25 13:11:20

【いまが旬】タケノコ 食感シャキシャキ

カテゴリ : いまが旬
桜も満開になって暖かくなり、野菜の入荷も春ものが中心となっています。それなのに、新型コロナウイルスの影響で外出を控えたり臨時休校で給食が中止になったりしているため、消費も低迷気味に。市場の野菜の値段は下がりつつあります。
 今週は、出荷が県内でも最盛期を迎えているタケノコです。写真のタケノコは、特産地の一つ、和歌山市の山東地区のものです。今週、来週くらいが一番おいしい時期です。
 旬のタケノコは、香りがよく歯ごたえがシャキシャキしてみずみずしいです。買う時は、全体がずんぐりとして、皮が薄茶色で、切り口が白く、穂先が黄色がかったものを選ぶとよいでしょう。
 購入後は、早めにゆでてください。米ぬかを入れてゆでるとえぐみが抜けます。保存はゆで汁ごと容器に入れて冷蔵庫に。2日ぐらいを目安に食べきって。定番のタケノコご飯に煮物、天ぷらがおすすめ。ゆでずに皮ごとアルミホイルでくるみ、250度のオーブンで約15分焼いた焼きタケノコもホクホクとして、甘みがあってとってもおいしいですよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-04-18 13:28:09

【いまが旬】甘い新タマネギ サラダにどうぞ

カテゴリ : いまが旬
市場の動きや野菜の値段が上向きつつあります。新型コロナウイルスの影響から外出を控えて自宅で調理をしておるからでしょうか、スーパーなどでの野菜の購入が増えています。
 春は、「新」のつく野菜がたくさん店頭に並びます。辛みが少なく甘みが濃い新タマネギもその一つ。通常、タマネギは収穫してから乾燥させますが、新タマネギは畑で収穫してすぐに出荷します。
 写真のタマネギは長崎産です。柔らかくて生食に向いています。透き通るほど白く、水分が多くてみずみずしい。痛みやすいので早めに食べてください。持ったときに重みがあり、皮にツヤのあるものを選ぶとよいでしょう。
 新タマネギはくせのあるにおいや味を消し、和食や洋食、中華とどんな料理にも合いますが、この時期はサラダがおすすめです。軽く水にさらして生でかつお節をかけて食べると、甘さや食感を楽しめます。丸ごと入れてスープにしてもおいしいですよ。煮物にした時のとろりとした食感も、また絶品。今しか味わえない季節感あふれる味覚を、存分に楽しんでください。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2020-04-10 12:25:23

【いまが旬】三宝柑 春の味 爽やかな甘さ

カテゴリ : いまが旬
市場は、入荷が全体的に少なく、野菜の販売単価はやや高い傾向です。
 今週は、三宝柑を紹介します。和歌山が原産地なのを知っていますか。全国の9割以上が県内で生産され、そのうちの約3分の2が湯浅町で生産されています。皮はむきやすいのですが、種が多いのがたまにきず。口に含めば爽やかな甘さが広がり、春の味覚を代表する食材です。和歌山ではお彼岸に供えるのが一般的になっているようです。
 名前の由来は、江戸時代に三方(三宝)と呼ばれる器に載せて紀州の殿様に献上されたことから、と伝えられています。紀州藩士の邸内にあった木が原木とされ、珍しい種類のために藩外に持ち出して栽培することが長く禁じられていたとも言われています。
 皮の表面につやと張りのあるものを選んでください。そして持った時にずっしりと重いものを。葉があったら枝にしっかりついていることも目安になります。保存は、冷暗所に置けば数日は大丈夫です。
 ジュースやシャーベット、マーマレードなどに。お酒に注いでカクテルにしてもおしゃれですよ。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)

上記の記事は朝日新聞に掲載されました。


三宝柑
↑かわいい
2020-03-28 13:17:41

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