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(いまが旬)1年楽しめるラッキョウ漬け(2017.5.31)




  月末ということで仕入れを控えているスーパーもあり、市場の動きはおとなしいです。ただ、先週は久しぶりに雨が降って野菜の収穫も増え、露地栽培の野菜は潤沢に入荷しています。
 今週はカレーのお供であるラッキョウを紹介します。血液サラサラ効果もあると言われていて、健康にもいいそうです。ゴールデンウィーク明けに出始め、今が旬真っ盛りです。
 買ってきたラッキョウを塩漬けや甘酢漬けにして楽しむご家庭も多いですよね。漬物にしておつまみにしたり、刻んで薬味にしたり。しょうゆを入れると風味が変わりますし、ハチミツで漬けて甘くすることもあります。刻んだラッキョウを炒め物やギョーザに入れて風味を出すプロの料理人もいます。
 スーパーで選ぶ際は、丸くて小粒のものが食感が良いです。切り口が締まっているものもいいですね。
 和歌山ではあまり栽培されておらず、鳥取や宮崎、福井での栽培が多いです。
 旬真っ盛りの初夏のラッキョウを漬けて、1年間楽しんでください。浅漬けにしたりしっかり漬けたり、お好みで家庭の味を追求するのもおもしろいかもしれません。(和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:26:10

(いまが旬)山椒の実、さわやか大人の味(2017.5.24)




  暑くなってきて市場の入荷量が増えてきています。ジャガイモなど一部の品目を除いて、野菜の価格は低めの状況です。
 今週は和歌山県が全国で7割のシェアを誇る山椒(さんしょう)の実を紹介します。有田川町で多く栽培され、今週が出荷のピークです。旬の時期が短く、5月中旬から1カ月ほどです。
 生産量は日本一ですが、県内での消費は意外と少ないんです。山椒の粉はウナギや焼き鳥に香辛料として使いますよね。山椒の実は魚や肉を煮込むときに入れると、くさみ取りになってまた違った香りが楽しめます。しょうゆ味の料理に香りが合うと思います。様々な使い道があって、和洋問わず考えて使えば、料理のバリエーションだけでなくグレードが上がります。
 山椒は日本が世界に誇る香辛料です。ここ数年、ヨーロッパのチョコレートメーカーが県内を訪れており、スイーツやフランス料理でも注目されています。アクアパッツァなどイタリア料理で蒸し焼きにするときに使うのもいいですよ。
 食べるのは旬真っ盛りの今月中がおすすめ。山椒の良い香りとさわやかな大人の味を楽しんでください。(和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:24:10

(いまが旬)みずみずしい高原レタス(2017.5.17)




  先週に引き続き市場の動きは落ち着いています。特にトマト、キュウリ、ピーマンなどは動きが鈍いです。天候がよく入荷量は安定していますが、大型連休の反動で消費が減っているためです。
 今週はレタスを紹介します。今が夏場の旬で、一番おいしい時期。特に標高が高いところで育った長野県産のレタスがおすすめです。苦みがなく、葉の巻き具合もちょうどよくてみずみずしいですよ。連休明けから徐々に増えてきて、価格も下がってきています。
 売り場で選ぶときは、あまりずっしりと重くないものを選びましょう。軽すぎてもだめです。上から押さえて弾力があり、やわらかく沈む程度。あとは芯が大きくないものがいいです。
 これからの暑い時期、サラダをメインに活躍してくれます。生食が基本ですが、火を通すならレタスの食感を残すのがおすすめ。手で裂いて調理した方がレタスの食感が生きます。レタスチャーハンや春巻きの皮の代わりにしたり、しゃぶしゃぶでさっとくぐらせて肉や魚を包んで食べたりするのもいいですね。
 長野県のレタスは秋まで出回ります。一番おいしいこの時期の高原レタスを楽しんでください。(和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:22:50

(いまが旬)ニンニクで体力つけて(2017.5.10)

カテゴリ : いまが旬


  ゴールデンウィークが終わりました。連休前にどっさりと仕入れた反動で、市場の動きは一段落しました。気候も安定してきたので安定した出荷が見込まれ、これから野菜は全体的にお求めやすい値段になってきますよ。
 今週は暑くなってくるこれからの季節に欠かせないニンニクを紹介します。
 ニンニクは青森県がシェアの半分以上を占めていますが、これから2~3週間ほどは和歌山産のニンニクが出回る時期です。県内では有田地域から御坊周辺にかけて生産されています。青森のニンニクは大きいものが多く、和歌山など温暖な地域では小ぶりのものが多いです。スーパーなどで選ぶ際には、外の皮が白くて実と実の間に隙間が無い締まりのいいものがおいしいです。
 ニンニクの香りで料理が引き立ちます。皮をむかずにまるごと油で素揚げすると、ほくほくして甘みのある味になります。ぎょうざに入れたり、バターで炒めたりするのもいいですね。カツオのたたきに薬味で使うなど、魚や肉の臭みを取ったり香りをつけたりするのにも使えます。スライスして油で揚げてニンニクチップスにすると保存がききます。暑くなってくるこれからの季節、ニンニクで体力をつけて乗り切りましょう。
 (和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:21:10

(いまが旬)新タマ、丸い大玉が美味(2017.5.3)

カテゴリ : いまが旬


  大型連休に入りました。スーパーからの発注が殺到しています。全体的によく売れていますが、特に生野菜がよく売れています。
 今週は新タマネギです。今年は全体的に出来がいいです。5月に入り、和歌山県産のものが増え、値段も手頃になってきています。これまでは平たい形のものが多かったですが、丸みを帯びたものも出てきました。丸みがあり、ずっしりと重いものは味が良く、日持ちします。
 昔は県内の広い地域で作られ、全国でも有数の生産量を誇りました。現在は紀北を中心に生産しています。和歌山や淡路島のタマネギはやわらかく、生食にもいいですよ。
 タマネギはサラダにしても、煮込んでも、焼いてもおいしい万能野菜です。新タマネギの中でも、大玉のものは非常に甘いです。厚さ1センチくらいの輪切りにして、フライパンで焼くと甘みが出ます。塩こしょうやカレー粉、チーズを乗せてピザ風にすれば、子どもさんも好きな味で、おつまみにもいいです。やわらかい新タマネギを丸ごと煮込んでスープにするのもおすすめ。甘みを生かし、レシピを工夫して料理してみてはいかがでしょうか。5月いっぱいはみずみずしい新タマネギが楽しめそうです。
 (和歌山青果野菜部・﨑山淳副部長)
 
上記記事は朝日新聞に掲載されました。
2017-08-01 16:19:02

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