【いまが旬】コクを出すなら揚げて煮ると◎(大根)
カテゴリ : いまが旬
今週は、北海道産のダイコンを紹介します。7月から出回り始め、県内産は10月以降になります。
店で買うときは、光沢があって葉や表面が乾いていないものを選んでください。弾力があるものは鮮度が落ちていることもありますので注意してください。
おろしたり、煮たりしていろいろ調理が楽しめますが、コクを出したいなら揚げてから煮るのがおすすめです。ダイコンをさっと揚げたあと油を切り、下味をつけた牛肉や枝豆などと煮込んでください。味がしみておいしいですよ。
保存するときは葉を切り落としてから、乾燥しないようにラップや新聞紙にくるんでください。3、4日は持ちます。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-09-11 09:37:37
【いまが旬】夏の紀州金時 ぜひ焼き芋に
カテゴリ : いまが旬
今週はサツマイモの紀州金時を紹介します。和歌山の温暖な気候で育ち、7月中旬から8月末まで出回っています。収穫後に甘さをさらに引き出すため熟成させる鳴門金時と同じ品種で、甘みは強いです。
寒い時期に食べたくなる定番の焼き芋ですが、ぜひ夏に。甘みを生かしてスイートポテトや大学芋でも。みそ汁にも合います。ごまチーズコロッケにしてもおいしいですよ。ホクホクとした食感が楽しめます。
店では、全体が赤紫色で皮に張りがあるものを選んでください。新聞紙などで包んで風通しの良い冷暗所に置いておけば数日は持ちます。低温に弱いので、冷蔵庫には入れないでください。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-09-11 08:20:14
【いまが旬】長野産レタス サラダが一番
カテゴリ : いまが旬
今週は、長野産レタスを紹介います。標高800メートルの高冷地で栽培された高原レタスは、夏に向かってこれからがシーズン。10月ごろまで出回り、それ以降は徳島、香川、茨城産が主になります。
食物繊維が豊富で体に良い野菜です。食べ方は、みずみずしさを味わうならサラダが一番。グリーンピースと一緒に炒め、みじん切りにしたベーコンを加えると食欲をそそるひと皿になります。レタスのクリーム煮もおすすめで、歯触りがとても良いです。
買う際は、芯の色が白く、手に持った時に重いものより軽くてふんわりしている方が歯切れがよく、苦みも少ないです。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-08-21 09:01:11
【いまが旬】冷製スープで夏の疲れ回復(枝豆)
カテゴリ : いまが旬
今週は、6月から入荷が始まっている枝豆を紹介します。写真は徳島産です。ビタミンB1,B2,たんぱく質が豊富で、ビタミンCもたっぷり。栄養価の高い野菜とあって、ビールのおつまみや子どものおやつとして、毎日食べている家庭も多いでしょう。
調理方法は、少し手間をかけるなら薄切りのザーサイやキャベツ、キクラゲを混ぜ合わせた中華風あえ物がおすすめです。買い置きのコンビーフを加えたトマト炒めにしたり、冷たいスープにしたりして食べても美味。夏の疲れを回復させてくれますよ。
お店での選び方は、さやがふっくらとして緑色の鮮やかなものを。購入後は早めに食べてください。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-07-31 12:53:11
【いまが旬】さわやかな辛さ 天ぷらで味わう(新しょうが)
カテゴリ : いまが旬
今週は食欲を増進させる新ショウガを紹介します。市場には連日、200~300ケースが入荷しています。農林水産省の統計によると、和歌山の2016年の出荷量は2750トンで、高知、熊本に次いで第3位ほぼ和歌山市で作られていて、砂地を利用したハウス栽培が盛んです。
繊維が少なくみずみずしい歯ごたえで、さわやかな辛さが自慢です。10月ぐらいまで出回ります。店では、表面が真っ白で先っぽが赤色のものを選んでください。辛みの成分は体を温め、血行促進や新陳代謝を高める作用もあります。
調理の定番は甘酢漬け。かつお節と一緒につくだ煮にしたり、かき揚げやツナサラダに混ぜたりしてもおいしいです。
一番のおすすめは、薄く切って衣で揚げた天ぷら。さっぱりした庶民的な味わいを堪能してください。
(和歌山青果・田端秀行取締役部長)
上記の記事は朝日新聞に掲載されました。
2021-06-26 09:51:01